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80代の親を持つ40代へ──年末年始は「相続」の“入り口”をつくる絶好の機会です
年末年始、久しぶりに家族が顔を合わせる時間。
そんなときにこそ、「相続の話をしておくべき」と言われても、実際には“どう切り出せばいいのか”が悩ましいものです。
司法書士として多くのご家族に関わってきた立場から言えるのは、**相続の話し合いは「最初のひと言」で9割が決まる**ということ。
その「最初のひと言」を間違えると、せっかくの機会が気まずい空気に包まれてしまうこともあります。
今回は、80代の親を持つ40代の方に向けて、相続の話し合いをスムーズに始めるヒントをお伝えします。
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【相続の話は「結論」より「入口」が大事】
年末年始は家族が集まりやすく、時間的な余裕もある──
だからこそ、相続について話すには絶好のタイミングです。
とはいえ、
「亡くなったらどうするか話し合おう」
「遺産をどう分けるか決めておこう」
といった“結論から入る”切り出し方は、避けた方が無難です。
特に子から親に対して相続の話をする際は、「財産を狙っているのでは?」という誤解や警戒感を持たれてしまうこともあり、話し合いの空気が悪くなる可能性が高まります。
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【おすすめの切り出し方:「介護」の話から入る】
では、どうすれば自然に話を始められるのか?
その答えは、「介護」の話題を入口にすることです。
たとえばこんなふうに話を始めてみてはいかがでしょうか?
>「最近、○○さん(知人)のご両親が介護が必要になって…自分たちも考えておいた方がいいかもね」
>「お父さんお母さんが万が一、認知症になったときのことって、ちゃんと話したことなかったよね」
このように、“親の健康を気遣う文脈”であれば、相手も構えずに話を受け止めやすくなります。
そして介護の話から、「そのときの費用は?」「誰が対応する?」といった現実的な話題に自然とつながり、最終的には**遺言や財産の管理方法=相続対策**へと話が進んでいきます。
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【相続対策は「元気なうち」が鉄則】
多くの方が見落としがちなのが、相続の準備には「本人の判断能力」が不可欠だということです。
遺言書の作成や生前贈与、任意後見契約など、元気なうちにしかできないことがたくさんあります。
認知症を発症してからでは、多くの法的手続きが「できなくなってしまう」ことも、司法書士として日々痛感しています。
だからこそ、話の“入口”をうまく作り、家族で早めに方向性を共有しておくことが、後悔しない相続準備への第一歩なのです。
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【まとめ:今年の年末年始は、家族で「これからの話」を】
相続は「お金の話」だけではありません。
介護や住まい、家族関係──
これからの“暮らし”全体を見つめ直すきっかけにもなります。
「ちゃんと準備しておこうね」
「元気なうちに話しておいた方が安心だよね」
そんなひと言が、ご家族の未来を守る第一歩になります。
どうかこの年末年始、
少しだけ勇気を出して“話の入口”を作ってみてください。
相続や遺言、成年後見などについて具体的な準備をご検討の方は、どうぞお気軽にご相談ください。
ご家族にとって最適な形を、一緒に考えていきましょう。
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司法書士しげもり法務事務所
繁森 一徳
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