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遺言書のお話

2025年05月16日

AI時代の相続税調査が始まる?相続人とご家族が今知っておきたい備えとは

大阪の遺言書作成サポート司法書士ゆいごんのしげもり

※ピカピカツルツル麺に具沢山つけ汁

AI時代の相続税調査が始まる!?相続人とご家族が“今”知っておきたい備えとは



2025年から、国税庁が「AI(人工知能)」を本格的に税務調査へ導入したというニュースが話題になっています。  

特に、相続税の分野でAIが活用されることで、「調査対象の選定」がこれまで以上に**正確かつ迅速**になると言われています。



高齢のご家族がいらっしゃる方や、すでに相続を経験された方、これから遺言や資産整理を考えている方にとっても、  

この動きは見逃せない重要な変化です。



今回は、「AIが導入された相続税調査」の背景やチェックポイント、そしてご家族で今からできる備えについて、司法書士の視点からわかりやすくお伝えします。



そもそも、なぜ相続税にAIが導入されるのか?



まず押さえておきたいのは、**相続税の申告は非常に複雑**だということです。  

亡くなった方の財産には、現金や預金だけでなく、土地・建物、有価証券、生命保険、投資信託、仮想通貨、未上場株式、貴金属など、さまざまな種類があります。



これらの財産を**漏れなく、正しく評価して申告する**には、相当な専門知識と労力が必要になります。  

実際には、以下のようなケースが頻繁に起きてきました。



- 「申告対象になると知らずに、保険金や仮想通貨を申告し忘れていた」

- 「土地の評価を少しでも低く見積もりたくて、実勢価格とかけ離れた申告をしていた」

- 「名義が子や孫でも、実質的には親の財産だった預金があった」



こうしたグレーゾーンや申告ミスを、人の目だけで完全に見つけ出すのは難しいことでした。  

しかし、**AIであれば過去の大量の申告データや市場価格との比較などをもとに、違和感のある申告をすぐに発見できる**ようになります。



つまり、「AIの導入=申告ミスや不正の見逃しが減る」ということなのです。



 AIがチェックする“おかしな相続”とは?



国税庁が導入しているAIシステムは、単に「書類を読む」だけでなく、以下のような視点で申告内容をチェックします。



### 1. 不動産の評価額が周辺と比べて極端に低くないか?

土地の評価は「路線価」や「固定資産税評価額」をもとに計算されますが、実勢価格とはズレがあることも。  

近隣の売買事例や不動産データと比べて大きな差があると、AIは“違和感あり”と判断します。



### 2. 亡くなる直前の大きな預金移動

高齢の方が亡くなる数カ月前から「預金の大きな引き出し」「家族への送金」などが頻発している場合、  

“生前贈与”や“相続税逃れの意図”が疑われることもあります。



### 3. 名義預金の存在

たとえば「孫名義の口座に毎月お金を振り込んでいた」といった場合も、  

形式的には贈与に見えますが、実質的に誰がそのお金を管理していたのかが重視されます。



### 4. 有価証券・仮想通貨などの申告漏れ

最近は、仮想通貨を所有されている高齢者も増えてきました。  

海外取引所を使っていたり、本人しか知らないウォレットを保有していたりする場合は、相続人が気づかず申告漏れになってしまうことも。



### 5. 他の申告者との比較による“異常値”

年齢、資産規模、職業、家族構成などのデータと比べて、  

明らかに申告内容が異なると、AIが自動的に“違和感”として検出します。



 「正しく申告すればAI時代でも安心」その理由とは?



AIによる税務調査と聞くと、「怖い」「厳しくなる」と感じる方も多いと思います。  

ですが、実際には**正しく、きちんと記録された申告**をしていれば、まったく心配はいりません。



むしろ、こうした変化の中では「誠実な申告」がいちばん守られる仕組みになります。



そこで、AI時代の相続税申告において特に大切なのは、次の4つの備えです。



 AI時代に求められる相続の“4つの備え”



### ① 財産の棚卸しをきちんと行う

まずは、すべての財産を把握すること。  

不動産、預金、有価証券、投資信託、生命保険、仮想通貨、貴金属など、  

「自分でも把握しきれていない財産」がある場合も多いので、専門家と一緒に確認するのがおすすめです。



### ② 記録・書類は必ず残す

申告の裏づけとなる資料(通帳、取引履歴、契約書、贈与証明書など)を残しておくことで、AIにも「問題なし」と判断されやすくなります。  

特にデジタル資産は、ログイン情報や保管場所の共有も検討しましょう。



### ③ 贈与や資金移動の経緯を明確にする

「毎年100万円贈与した」「教育資金として支出した」なども、日付や金額、目的が明記されていると、後々のトラブル防止に役立ちます。  

書面で残しておくことを習慣に。



### ④ 迷ったら専門家に相談する

税理士、司法書士、弁護士といった専門家に、早い段階で相談することが何よりのリスク回避になります。  

「うちの場合はどうなるのか?」といったケース別の対応が、正しい申告への第一歩です。



 司法書士としてお伝えしたいこと



私の事務所では、相続登記や遺言作成だけでなく、「相続対策」のご相談も多数いただいています。  

最近では、「仮想通貨も持っているが、家族には言っていない」「不動産が多すぎて自分でも整理ができない」といった声も多く聞かれます。



そんなときこそ、“情報の見える化”と“専門家との対話”が重要です。



とくに高齢の方にとっては、「自分が元気なうちに、きちんと整理しておく」ことが、  

ご家族にとっての最大の安心になります。



 最後に:AIの進化は、私たちを不安にするためではなく、「安心の申告」を支えるためにある



税務の世界にもAIが取り入れられ、「公平性」と「透明性」がますます求められる時代が始まりました。  

けれど、AIの目を恐れる必要はありません。



誠実に、正確に申告をすることで、  

追徴課税や延滞税の不安からも解放され、ご家族に安心を残すことができます。



そして、そのサポートをするのが私たち専門家の役割です。



「うちはどうすればいいのか?」「これって贈与に当たる?」  

そんなちょっとした疑問も、ぜひお気軽にご相談ください。



**司法書士しげもり法務事務所(大阪市天王寺区)**  

・高齢者にやさしく、ていねいな説明を心がけています  

・相続・遺言・不動産登記など、暮らしの法務をサポート  

・他士業(税理士・行政書士・弁護士)との連携も充実



→ 無料相談受付中。LINEやオンライン面談も対応しています。



**安心の相続は、「見える化」と「早めの対話」から。**  

どうぞご家族でお気軽にご相談ください。


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