

※海老つけ麵バケット添えイタリアン風
# 【年末年始】遺言書がない家に訪れる“相続の落とし穴”とは?
~80代の親を持つ40代のあなたへ、今こそ「話す勇気」を~
こんにちは、大阪市の司法書士しげもり法務事務所の繁森一徳です。
年末年始、久しぶりに実家へ帰省された方も多いのではないでしょうか。
その際、心のどこかにひっかかる「相続」のこと──見て見ぬふり、していませんか?
## ■ 遺言書がないと、相続は“話し合い”から始まります
遺産の分け方にはルールがあります。
大きく分けて、以下の2パターンです。
1. **遺言書がある場合** → 遺言書に従って分ける
2. **遺言書がない場合** → 相続人全員で話し合って分ける
「じゃあ、家族で話せばいい」と思われるかもしれません。
しかし実際は、感情や過去のしがらみがからみ合い、**“話し合い”がまとまらない家族**がとても多いのです。
## ■ 相続人が多くなると、話し合いも一苦労
例えば、子どもがすでに亡くなっていて孫が代襲相続するケース、
兄弟姉妹が相続人となるケースなどでは、相続人の数が一気に増えます。
さらに、「面識がない親族」に連絡を取る必要が出てきたり、
「印鑑をもらえない」ことで**遺産が一切動かせなくなる**…という事態も。
## ■ 遺言書が“未来の争い”を防ぎます
私の事務所でも、「もっと早く話しておけば…」と涙されるご家族を何組も見てきました。
遺言書があるだけで、相続手続きは驚くほどスムーズになります。
たとえば──
- 誰に、どの財産を、どのように残すか
- 葬儀やお墓についての意思表示
- 特定の子どもに感謝の言葉を伝える など
これらは**“争族”を防ぐだけでなく、家族の絆を守ることにもつながります。**
## ■ 年末年始こそ、相続の話をするチャンス
ふだん言い出しにくい話題でも、年末年始の団らんの中なら、
「最近こういう本を読んでね…」と話のきっかけを作りやすいはずです。
「まだ元気だから大丈夫」ではなく、
「元気なうちにこそ、準備する」という視点で向き合ってみてください。
## ■ まとめ|40代のあなたが動けば、家族は守れる
親世代の“その時”は、ある日突然やってきます。
司法書士として、そして一人の家族を持つ者として、
「相続は、残された人のための優しさだ」とお伝えしたいのです。
年始のこのタイミングに、
・相続人は誰になるのか?
・遺産はどう分けることになっているのか?
・遺言書はあるのか? 作る意思はあるのか?
まずは**“聞いてみること”から**始めてみませんか?
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???? 参考書籍:橘慶太 税理士『ぶっちゃけ相続「手続大全」【増補改訂版】』
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