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遺言書のお話

2026年01月19日

80代の親を持つ40代へ──人口減少時代の「住まいの終活」   ~リバースモーゲージは親と家族にとっての新たな選択肢となるか~

大阪の遺言書作成サポート司法書士ゆいごんのしげもり

※ベリーグッド麺兄弟店麺factoryJAWS

80代の親を持つ40代へ──人口減少時代の「住まいの終活」  

~リバースモーゲージは親と家族にとっての新たな選択肢となるか~



【はじめに】  

「親が高齢になっても、住み慣れた家で暮らし続けたい」  

そんな願いを持つ80代の親世代と、「その暮らしを支えたい」と思う40代の子世代。  

しかし、介護費用・生活費の不安、老朽化した家屋の修繕、そして万が一の施設入所――  

そうした現実を前に「住まいをどうするか?」という終活的な視点が求められています。  



今回は、その“住まいの終活”の選択肢の一つとして注目される「リバースモーゲージ」について、司法書士としての視点も交えながら掘り下げてみます。



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【リバースモーゲージとは?】  

自宅を担保に資金を借り、契約者が亡くなった後に売却して返済するという仕組み。  

老後の生活資金や介護費用の確保手段として、徐々に注目が集まっています。



メリットは、「自宅に住み続けながら資金を得られる」こと。  

しかし一方で、制度的・個人的な課題が多く、実際の利用はまだ限定的です。



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【制度面の課題:利用できる住宅に制限あり】  

都市部の一戸建ては融資を受けやすい一方、地方やマンションは条件が厳しい。  

建物よりも「土地」の評価に依存するため、都市圏と郊外で格差が生じやすいのが実情です。  

→ 住宅のリノベーションや、中古住宅市場の活性化など、長期的な政策整備が求められます。



また、金利や地価の変動、長生きによる支払額の増加といった「三大リスク」も存在。  

これらは商品設計で緩和されつつあるものの、契約前の十分な理解と資金計画が不可欠です。



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【個人面の課題:低い認知度と理解度】  

50代以上でも認知度は20%程度。  

「聞いたことはあるけれど内容がわからない」と答える人も多く、理解不足による誤解や不安が利用を妨げています。



特に金融リテラシーが高くない場合、「そもそも検討対象にならない」ケースも。  

家族や専門家を交えた相談の機会が増えれば、より良い選択につながる可能性があります。



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【相続の意識:「家を子どもに残したい」という気持ち】  

リバースモーゲージは、契約者の死亡後に自宅を売却して清算するのが基本。  

そのため、「子どもに家を残したい」という思いが強い方には抵抗感があるかもしれません。



ただし、近年は「自分たちの老後資金に使ってよい」「財産を使い切って人生を楽しんでほしい」と考える子世代も増えており、家族の価値観によっては選択肢となり得ます。



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【認知症リスクと契約の難しさ】  

リバースモーゲージは高齢期に契約することが多いため、認知機能の低下リスクがつきまといます。  

契約後に認知症を発症すると、物件の管理や金融判断が困難に。



最近では「家族信託」や「後見制度」を組み合わせて対応する商品も出てきていますが、事前の備えが重要です。



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【司法書士としての視点:備えは“親子で話し合う”ことから】  

高齢の親がリバースモーゲージを利用できるかは、個々の事情によります。  

司法書士として、以下のようなステップでの準備をおすすめしています。



1. **親の想いを聴く**:「できれば住み続けたい」「子どもに残したい」など、まずは気持ちを共有。  

2. **不動産の状況を確認**:権利関係や評価額、ローン残債の有無などの確認。  

3. **認知症対策も含めた資産管理の設計**:家族信託や任意後見契約の検討も。  

4. **専門家と連携して情報を整理**:信頼できる金融機関や士業との相談。



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【まとめ:住まいの終活は、家族の対話から始まる】  

「住み続ける」「売却する」「貸す」「担保にする」……  

選択肢は多様化していますが、大切なのは、  

**「本人の意思」**と**「家族の納得感」**を両立させることです。



リバースモーゲージはその一助となる可能性を秘めた制度です。  

しかし、理解不足や制度の壁もあり、慎重な判断が求められます。



司法書士として、住まいや資産にまつわる終活をサポートし、  

安心して老後を過ごせるよう、丁寧な支援を続けていきたいと思っています。



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????【この記事のポイント】  

・リバースモーゲージは高齢者が自宅に住みながら資金を得る仕組み  

・制度的・個人的な課題が多く、十分な理解と備えが必要  

・家族での対話と専門家への相談が、安心な選択につながる



\ご相談はお気軽に/  

しげもり法務事務所では、高齢者支援・相続・家族信託などのご相談を承っております。  

大切なご家族の「これから」を一緒に考えましょう。


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