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遺言書のお話

2026年02月08日

【親の終活】パソコンから見つかった遺言書と「海への散骨希望」に娘が絶句した理由とは?

大阪の遺言書作成サポート司法書士ゆいごんのしげもり

※【番外編】炙りチャーシューどーーーんトロトロたまご添え

【親の終活】パソコンから見つかった遺言書と「海への散骨希望」に娘が絶句した理由とは?


 


~全裸で倒れた父、そしてパソコンに残された「遺言書」から学ぶ終活の現実~



【はじめに】

「父が全裸で倒れてた。」という衝撃的なタイトルの漫画。これは、著者・キクチさんが体験した“親の介護と終末期”を描いた実話ベースの作品です。



その中で注目すべきシーンがあります。それは、父親が倒れた後、パソコンから「遺言書のようなファイル」が見つかったという場面。そして、その内容が「海への散骨希望」だったことで、娘が絶句してしまう——。



このエピソードには、これから親の終活を考える40代にとって、見逃せない気づきが詰まっています。



【司法書士の視点:終活は“残された人の安心”まで考えてこそ】

私も日々、遺言書の相談を受けていますが、「本人はよかれ」と思って書いた内容が、かえって家族を困らせてしまうケースは珍しくありません。



今回の事例では、以下のようなリアルな問題が浮かび上がります:



- 遺言書が正式な様式でない(法的効力が不明)

- 財産情報が一部だけ(預金のみ。不動産や保険などが抜けている)

- 葬儀や埋葬の希望が家族と共有されていない



つまり、**書いた“つもり”では足りない**のです。



どんな形式であれ「書いてあるだけマシ」と感じる反面、書き方や内容が中途半端だと、残された家族の心理的・実務的な負担はかえって大きくなります。



【娘の視点:看病疲れと“ホッとした本音”も現実】

漫画では、父が入院した病院で面会が禁止され、一瞬だけ「楽になった」という娘の正直な気持ちも描かれていました。



これは決して“薄情”ではなく、介護者としてのリアルな心の動きです。介護には「やさしさ」だけでなく、適切な距離感と、社会的サポートが不可欠なのだと、改めて感じさせられました。



【読者へのメッセージ】

もし、あなたが40〜50代で、「そろそろ親のことも考えないと」と感じているなら、今が“はじめ時”です。



✔ 遺言書は法的に有効な形で  

✔ 散骨などの希望は、家族と共有しておく  

✔ 財産の全体像を「見える化」しておく  



これらの準備は、「自分のため」というより、**“残される人への思いやり”**そのもの。



高齢のご両親がまだ元気なうちに、ぜひ一度、終活について話し合ってみてくださいね。





司法書士しげもり法務事務所  

繁森 一徳(大阪市)


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